子供が生まれて私の価値観は一変しました。
この子たちに、理不尽な差別や暴力、搾取や貧困のない、「平和で幸せな未来」をつなぎたいと、本気で思っています。
あらゆる命が共存しているこの世界において、"私の子供たちだけ"が幸せになるのは不可能であり、子供たちが過ごす"社会全体"が満たされていなければ、この願いは実現しないと考えています。
正直に言うと、こんなものはただの私の「おせっかい」です。
誰も頼んでいないのに、勝手に世界を変えたいと思っている。
でも、このおせっかいと現実のニーズが交差する場所があるはずです。
現代のビジネスパーソンは、かつてないほどのストレスと複雑さに直面しています。
変化の激しい市場、プレッシャーの多い環境、人間関係の摩擦。
デジタルやAIの台頭も凄まじく、多くの人が「漠然とした不安」や「満たされない心」を抱え、
燃え尽き症候群やメンタルヘルスの問題に悩んでいます。
約10年におよぶヨガ講師としての経験や、最近の研究を通じて気づいたのは、
坐禅や瞑想、仏教の教えが、これらの現実的な課題を解決すること、
「精神的に満たされた社会」を実現するのに、驚くほど効果的だということです。
今の自分を受け入れ、足ることを知り、今ここに集中する力。
自分を深く知り、愛することができて初めて、他者をも愛することができる。
不確実性にまみれた世界にあっても、強くしなやかで、おだやかな「その人らしさ」を、
取り戻すことができると思うのです。
一人ひとりの日常的な幸福が、私のおせっかいな願いである「平和で幸せな世界」に直結しています。
「世界をより良くしたい」と行動する人々が、まずは自分自身をより深く知り、愛し、
持続可能な成長を遂げられるよう支援する。
その波紋が家族に、職場に、社会に広がっていく。
このコミュニティを通じて、個人の幸福と世界の平和が
同じ方向を向いていることを、共に実証していきたいのです。